2009/05/22

[移行された記事]自然体験学習にっき。その2

現地では「暇」というものがある訳も無く、結局帰ってからの更新になってしまった。

とりあえず、そのうち写真でもアップする事にしよう。

それはさておき、やっぱり自分たちは現実を甘く見ていたという事を改めて実感したね。

日本の食料自給率はおよそ40%という話は誰しも一度は聞いたことはあると思うが、4分の1はあるし、まぁいっか、と思っていた。正直な話。


でも、農家の人と話をして、その認識がいかにまずかったか。びっくりした。

特に、農業はほとんど利潤がないこと、やっても損をする寸前という現状。

流石に、自分が損をしてまで農業という仕事をする人は、正直皆無だろう、資本主義社会ならばなおさら。

結局のところ、国は大手を振って自給率を上げようとPRしているが、根本的な問題は全く解決されていない。
それどころか、農業という仕事そのものは機械化によって楽になった物の、機械化によって農家の負担はむしろ増えている。

それより何より、「自給率40%という状況は、日本国民の生命が外国に握られているも同然」というような話を聞いて、ぞっとした。


自然体験、いわゆる農業体験をした、ということになった自分たちは、結局本当の農業体験などできていない。
でも、人が生きていくためには必要不可欠な第一次産業が危機的状況にあるという事は、身を以て知る事が出来た。


自分に出来る事はほとんどないとしても、せめて何かの力になりたいと正直思った。


と、相変わらずグダグダな文章を書くクセは直らないが、ここまででもまだ1日目の序章にすぎない。

少しずつにはなるだろうが、合間の時間を見つけてこの体験のコトを書き終えたいものだ。


そんでもって、一番最初に言うべき言葉を忘れていた事に気がついた。


「わたっぽ、自然体験からただいま無事に戻って参りましたっ!」


こんな未熟な自分を、今後も見守ってくれれば幸いだ。

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