2014/12/23

東京駅開業100周年記念Suicaに関して思うこと

始発の山手線に乗って東京駅へ向かったものも、寒空の下で待機した挙句徹夜組に勝てず買えず終い。風邪だけ引いて帰ってきましたorz
もっとも、将棋倒しが起きて死人が出てもおかしくない状況から無傷で帰って来れたことだけでも幸せなのかもしれませんが。
少し体力が回復したので、怒りをぶつけるべく書いてみます。

自分は当日、始発電車に乗るべく3時起床で一番早く電車に乗れる山手線の駅まで自転車で行き、そこから東京駅に向かいますが、東京駅に到着したのは4時49分。

5時前には列に加わったものの、その時点でこの様子。
正直者がバカを見るとはまさしくこのことですね。

最初は皇居方面に向かって10人程度で1行の列が丸の内南口に向かってずらーっと。

さて、今回あの群衆の中にいて感じたことですが、とにかく参加者のマナーとJR東日本の対応の悪さの2つに尽きます。


とりあえず、まずは今回の出来事を時系列順に振り返り、そののち参加者、JR、そして急きょ軽快に駆け付けた警察の対応の問題点をそれぞれ見てみようと思います。

事の顛末

~始発組到着

  • 20日0時時点で2000人を超す待機者

  • 到着とともにダッシュする始発組

始発組到着~5時半ごろ

  • 駅係員の誘導の元、列形成
    • 1行10人程度、皇居方面を向いて待機する人々
    • すでに2列
  • 周囲は真っ暗
    • スマートフォンの照度を最小にしても明るすぎて目立つレベル
  • 風もなく穏やかで、平穏

5時半ごろ~6時ごろ

  • 列が移動し始める
    • 移動の際、駆け出す参加者
    • 移動によって、皇居方面を正面に見ていたが丸の内南口方面を正面に向くように変化
  • 2列目にいた自分は、1列目が居た位置に移動
    • どうやら徹夜組を地下通路に流した模様
  • 駅構内にてアナウンス放送
    • 「購入希望者が5000人を超しているため、いまから並んでも購入できない可能性が高いです」

6時ごろ~6時半ごろ

  • ひたすら待つだけの平和な時間。
  • だんだん夜が明けてくるので、写真を撮る人が増加
  • 駅構内放送は8000人超とアナウンス、「購入できません」という表現を使うようになる

6時半ごろ~7時ごろ

  • 中年男性と思われる人が時折怒号を上げ始める。
    • 周囲から失笑が漏れる
      • 参加者の精神状態にまだ余裕がある証拠
  • 列は全く動かない
    • だんだん肌寒くなってくる
      • 指の動きが悪くなりスクフェスでフルコンボがとれなくなる(どうでもいい
        • ちなみに、外でやる時は親指でやってます (もっとどうでもいい

7時ごろ~7時半ごろ

  • ついに警察が出動
  • 列の仕切りがないため、後方のほうは列形成がぐちゃぐちゃに
  • 相変わらずアナウンスが全くない
  • 駅係員の姿も見かけない
  • 割り込みが増え始める
  • 報道関係者が登場
    • テレビカメラとレポーター

7時半ごろ~8時ごろ

  • 販売開始時刻を繰り上げて、ただいま販売を開始したとのアナウンスが入る
  • さらに列が肥大化。
    • 待機列が丸の内一丁目まで伸びていると知人から連絡が入る
      • 3回くらいは折り返されているとも
  • 駅員が最後尾で「今から並んでも購入できません」と声をかけるようになる
    • 3分ほどでその姿が見えなくなる
      • 列がさらに伸びたせいなのか、駅員が諦めたのか、その両方なのかは不明

8時ごろ~8時半ごろ

  • 今度は日テレのカメラが出動
  • 地下からどんどんと人が出てくるとの情報
  • 徹夜組が購入しており、地上待機列は全く動かない
  • 販売列への割り込みが発生
    • 2400枚ほど販売されたとの情報
  • 丸の内中央口付近から、一般通行者に対する暴言が
    • 「ここは最後尾じゃねーぞ!」
      • ひょっとしたら本当に割り込みが起きていたかも

8時半ごろ~9時ごろ

  • 再び待機状態に
  • 寒さが増してくる
    • 膀胱との戦いがスタート(
      • 列が全く動かないので、トイレのために一時離れる人もちらほら
  • 雨もパラパラ降り出す
  • 丸の内中央口のシャッターが下ろされ、封鎖される
    • 一般通行者が割り込みをしていると勘違いされたためか?

9時ごろ~9時半時ごろ

  • 警官が到着
    • しかし、状況をよく把握できていない模様
  • アナウンスがないため、待機者のイライラが爆発し始める
    • ちらほら、JRに対する不満の声などが聞こえてくる
      • 「全く列が動かないのはなぜなのか」
        • 「地下通路があるからなのか」
          • 徹夜組関連情報を善意でお伝えしてみるも、「インターネットの情報は信用できない」と一蹴されるわたっぽ氏(´・ω・`)
      • その他、JRの対応に対する不満

9時半ごろ~9時45分ごろ

  • 列が一気に動き始める
    • 形成していた列が崩壊
    • みんな駆けだすため、おしくらまんじゅう状態
    • 朝ラッシュの埼京線車内と同じくらいの密度
      画像
    • 将棋倒しが起きそう
  • 暴言のオンパレード
    • 「国鉄時代から何も変わってない」
      • 「何かあったら全部警察任せ」
      • 「さっきも皇族出入口から駅員が引っ込んでいった」
    • 「販売コーナーに殴り込んでくる」
    • 「後ろから押してるの誰だ 殺すぞ」
  • 駅員の撤退
    • 皇族用出入口から駅係員らしき人物が建物に撤退しているように見受けられる
  • 一部の参加者が一度列を抜け、状況確認に行くようになる

9時45分頃~10時ごろ

  • 「ここから後ろはもう買えません」とアナウンス
    • 午前5時半過ぎに並びだした人のあたり
  • 再び怒号が飛び交うようになる
    • 「ふざけるな」
    • 「こっちは朝から待ってるんだ」 などなど
  • 打ち切りラインより後ろの人を中心に、東京ステーションホテル内を経由してさらに前のほうの列に割り込もうとする事案が多数発生
    • ロープもフェンスもないし仕方ないね(諦め
  • 取材ヘリが上空に確認される

10時ごろ~10:15頃

  • 責任者が販売中止を宣言
    • 購入希望者の罵声に逆上していた
      • 対応としては過去最悪レベル
  • 残された社員が買えなかった購入希望者に対して丸の内北口方面へ下がるように案内
  • 社員が在庫を回収し、台車で搬出しだす
    • その後、社員も撤退
  • 再び待機列が一気に動きだす
    • 丸の内南口での販売中止を知って、待機列から離脱する人が続出したため?

10:15ごろ~10時半ごろ

  • 販売ブース撤収
  • 群衆の心理状態が極限状態に近づく
  • 警察官が笛を吹き始める
    • 笛を吹くだけで拡声器や地声によるアナウンスはない
  • 暴言がエスカレート
    •  「マジムカつく、全員刺し殺してやろうか」
  • その頃、1番最初に記念Suicaを手にした人に対するテレビ局のインタビューが行われる
  • 徹夜組は撤退済
  • 販売中止、再販はないと宣言

10時半ごろ~11時ごろ

  • ようやく社員によるアナウンスがなされるようになる
    • 最初は「完売です」とアナウンス
    • 後に「販売中止」と言いなおす
      • 諦めさせるためのウソ?
      • 社員間でも情報が錯綜している可能性
        • トランシーバーも持っていないので、情報共有ができていないと思われる
  • 説明を求めたり抗議をしたりする人々で丸の内南口が封鎖状態
    • 丸の内中央口の封鎖を解除
    • 丸の内北口も引き続き利用可能
    • 事態を重く見た責任者(たぶん助役さん)が、再販を確約
  • その後は自分も撤退したので知らない←

今回の問題点

(一部の)参加者側の問題

徹夜組の存在

  • 「前日から列にお並びいただくことはできません」と事前にJRから案内されているにもかかわらず、それを無視
    • 前日午後10時ごろの時点でおよそ400人
    • 寝袋などを持ち込み、路上を占拠

割り込み

  • 割り込みをしてでも購入しようとしたこと
    • 一部の待機者は知人のところから割り込み
    • 悪質な待機者は販売ブース付近で割り込み
    • 悪質な徹夜組は購入後さらに割り込みをし、1人で4枚以上購入
    • 情報が錯綜しても最後まで落ち着いて待つことができなかった
このあたりは、転売目的の人が多いことも原因と思われる。
特に、早朝からの待機というコストをペイ出来なくなる恐れからによるものだろう。

暴力的行為に出た人々の存在

  •  待機列内で暴言を吐く待機者
    • 個人的な偏見であることは承知の上だが、自分の付近では20~30歳程度のヤンキー風の人がそういった言動を繰り返していた
  • 販売ブース付近で押し寄せる人々
    • 感情的になり、駅員に罵声を浴びせる一部の人
      • 怒りたくなる気持ちは分からなくもないが、事実関係の確認をしたらその場から去るべき

冷静になれなかった参加者たち

  • 完売の噂・販売中止の噂が流れると、「ウソだ!」と反応
  • 本来であれば、アナウンスされるまでその場で待機するべき
    • もっとも、今回の場合はその場で待機していたとしても情報がアナウンスされることはなかっただろうが…
  • 「ちょっとオレ確かめてくる!」と列を抜け出す人も
    • 全員で詰め寄るよりは代表が聞きに行くほうが合理的だが、駅係員の手間を増やすだけなのでやはりアナウンスを待つのが厳密にいえば正しい行動
  • 少し列が動くと、「我こそ先に」と走り出す参加者たち
    • まだ夜明け前の5時ごろから往々にしてあった
    • 1行10人という大人数であったことも原因か
      • 途中で行がズレてた
      • もっとも、コミケでもこれくらいだったりするので、一概に1行あたりの人数が問題とは言えないことも付記しておく
    • 結果として、最後には押し寄せるような結果にもつながったか?
      • 将棋倒しが起こる寸前の状態を引き起こした

JR東日本側の問題点

準備枚数の不足

  • ここ最近の記念Suicaは3万枚発行が多かった
    • もちろん5000枚や1万枚、少ない時には1000枚弱という時もあったが、多くの購入希望者が予想されたSuica・PASMO相互利用の記念Suicaは10万枚、Suica・toica・ICOCA相互利用の記念Suicaは5万枚も発行している実績がある
  • 今回は各種イベントも実施しており、注目度が高いことは予見できたはず
    • プロジェクションマッピングのときの騒動からも、動員数の多さは予想できる
  • しかし、発行枚数は1万5000枚とした
    • おそらくは、東京駅ルネッサンスのSuicaの時と同じ感覚でいたのだろう

そもそも枚数限定販売を行う必要性があるのか

  • 人気が予想できるのならば、受注生産も可能なはず
    • インターネットでの申し込み
    • みどりの窓口・駅窓口での申し込み
    • 書類送付による申し込み などなど…
  • 混雑対応にかかる人件費と比較すれば、製造枚数の増加によるコスト増と比べてもそれほど悪い話ではないは
  • しかし、人を集めることで報道されるパブリシティの効果は薄くなる
    • パブリシティ効果は絶大なので、それを逃すようなことはなるべくしたくない
  • →やっぱり限定販売は止められない!(殴
  • プレミアがつくことで転売目的の参加者も増えている
    • プレミアを付けた販売手法そのものの見直しも必要な時期

記念Suicaは製造コストがかかるうえ収益に結びつかない

  • 通常デザインとは異なるデザインなため、製造コストが割高
  • 収益に結びつかないため、発行枚数を減らした?
  • 発売額2000円のうち:
    • デポジット500円
      • プールしておかなければいけない
    • 電子マネー1500円
      • 電子マネーとして全額使える
        • いずれは運賃決済や加盟店への物販代金支払いなど、消化されるお金
          • 手数料収入はあるが、それは記念Suicaに限ったことではない
            • しかも、記念Suicaは日常的に使われないので、発行枚数が増えてもあまりメリットはない
      • 資金決済法に基づき、一定額はプールしておかなければいけない
  • せいぜい得られるのはデポジットとSFプリペイド額のプールによる預金利息 
    •  →売れれば売れるほどJRは損をする仕組み
  • 利益を上げるための方策
    • 販売価格を2000円から引き上げる
      • 引き揚げた分の差額が利益になる
    • 販売価格は据え置きで、電子マネーの初期チャージ額を1000円に減額しておく
      • 差額の500円を手数料として利益に
    • そもそも記念Suicaなんか発行しない(暴論

徹夜組への対応

  • 徹夜組の列形成を容認した
    • 「前日からお並びいただくことはできません」という公式アナウンスに矛盾
    • Twitter等で情報が瞬時に広がる現在において、こうした情報によって徹夜をすることにきめた人も多くいたと思われる
  • 地下通路への誘導
    • 「お寒いでしょう」と駅員が気を利かせたという話もあるくらい
      • ルール違反をしているにも関わらず好待遇
  • 販売も徹夜組から優先的に行う
    • 早い者順の原則に従っただけ?
    • 始発組からの非難噴出
    • 毅然とした対応とは完全に逆方向

待機列形成の不手際と対応人員の不足

  • 先頭に近い側の地上列は1行10人
    • 販売ブースに案内する関係も想定すれば、列は1行3人程度が限界
      • その場を離れる人のことすら考えていない
        • 一時的にトイレなどでやむを得ずその場を離れたり、急病人が発生した時、密度が高いと不便が生じる
    • 後ろに行くにしたがって1行3人程度になったようだが、その後肥大化し一部では6人マ程度に膨れ上がり通路を完全にふさいでいたという話も 
    • もっとも、コミケでもこれくらいだったりするので、一概に1行あたりの人数が問題とは言えないことも付記しておく (2回目)
  • ロープやフェンス、パイロンなどがない
    • 割り込みし放題
    • 列が横に広がる危険性
    • 順序良く人が流れない
      • ステーションホテル内を経由し、ショートカットして割り込みをしだす人が続出
    • 列体系そのものが刻一刻と変化
      • 途中からは列が崩壊
    • 地下通路から販売ブースの部分だけはロープがあった模様
      • しかし、係員が手で持つ形だったためすぐに無意味に
  • 超少人数による対応
    • 始発で到着した際には列形成を誘導する係員が1人いただけ
    • その後は全くと言っていいほど姿を見かけず
      • 丸の内1丁目の近くで待機列にいた知人曰く、1度も駅員を見かけなかったらしい
    • およそ50人程度しか駅係員がいなかったという報道があるくらいの少人数体制
      • 警備会社と契約するなどして、最低でも200人体制で臨むべきだった
      • しかも、大半は販売ブースにいたという話も
        • 実質的に待機列を誘導していたのは10数人程度か
  • 最後尾の誘導不足
    • 駅出口を出てもどこが最後尾だかわからない
    • 結果的に、意図せず割り込んでしまう参加者もいた

群衆をコントロールできていない

  • こまめなアナウンスを行わず、群衆を不安にさせた
    • 情報が錯綜し、暴徒化に拍車をかける結果に
  • 地上待機組が押し寄せても放置状態
    • 参加者同士が「押すな!」「ストップ!」と声を掛け合う状況
      • それでも後ろから押される
  • 駅係員間でも情報が統一されず、誤ったアナウンスが行われる
    • トランシーバーすら装着していない
    • なに?LINEでやり取りでもするの?(暴言

整理券による対応をしなかった

  • 整理券を配布しなかった結果、在庫の尽きるラインが不明確なままだった
  • 配布をしないまでも、購入希望枚数の調査すらしなかった

警察の問題

浅はかな対応

  • JR東日本に対して発売中止を指導
    • 中止による待機者の暴動を予見していなかった

待機者への不親切な対応

  • 販売中止ではなく「完売」とアナウンス
    • 完売であればあきらめると思ったからなのか
    • しかし、ウソであることはTwitterなどですぐに判明する
    • 発覚した時、「裏切られた」という思いが暴徒化に拍車をかける
  • 笛を吹くだけで、状況をアナウンスしない
    • パトカーに搭載している拡声器などを使えば、すぐにアナウンスが可能なはず
      • (もちろん「完売」とアナウンスするかもしれないが、少なくとも情報が何もなく不安な状態からは解放されるのでしないよりはマシ)

今後反省するべき課題点

購入希望者側

  • 徹夜で並ばない。始発で来る
    • 正直、これさえ守られれば今回の騒動は起きなかった気がする
    • しかし、規範意識とモラルが欠如した人は一定程度いるので、どれほど守られるのかは疑問
  • 割り込みをしない
    • 幼稚園児でもわかること
    • 後から来た友人・知人と一緒に居たければ、後ろに並びなおす
      • 「1人だけだし」 という例外意識を持たない
        • これが100人集まれば、100人の割り込みが起こるんですよ。
    • ついでに言えば、軽犯罪法違反です。
      • まぁ、実際に取り締まられることはないですけどもね(
  • ルールとモラルを守り、冷静に行動する
    • 事態を深刻化させれば、今後のイベント開催が中止され長期的に見て不利益をこうむるのは自分たちであることを自覚するべき
    • 被害者にも加害者にもなりうることを肝に銘じる
      • 将棋倒しが起きれば、多数の死傷者が出ていてもおかしくなかった
      • だからこそ安全を確保するために一人一人が意識する必要がある
  • とにかく落ち着く
    • 不安になっても、その場を離れない
    • 絶対に攻撃的な行動に出ない
    • 列の中で待つあなたにできることは、ただひたすら待つか列を抜けて並びなおすかの2つだけです

JR東日本側

  • 徹夜組の想定をする
    • どんなイベントでも必ず徹夜組は存在する
    • 警備を前日の夜から行う
  • 徹夜の禁止をもっと周知徹底させる
    • 「前日からお並びいただくことはできません」というあいまいな表記をしない
      • 日付が変われば(=午前0時)からなら並んでもいいという誤解を与えかねない
  • 徹夜組に対するペナルティを検討する
    • 徹夜組に対しては購入制限を1人1枚にする
    • そもそも販売を拒否する など
    • 毅然とした対応は社会的正義に反するものではない
  • 十分な人員を配置する
    • 最低でも200人程度の人員を用意するべき
      • 別に全員が駅員である必要はない
      • イベントの誘導に対するノウハウを持つ、警備会社に依頼をかけるべき
        • ひょっとしたら、ターミナル駅を運営していることで一種の驕りがあった?
        • そうであるならば、そうした慢心は捨て去るべき
  • しっかりと会場の整備を行う
    • ロープすら張られていないのはあまりにずさんすぎる
      • スズランテープでもいいから、ちゃんと列を引くべき
      • できればカラーコーン(パイロン)とコーンバー(黄色と黒色の棒)でしっかりと
        • レンタル会社でたくさん貸してくれるはずですよ
    • 東京ステーションホテルなどを経由した割り込みのための迂回を防止していなかった
      • 警備員を配置するなどの対策をするべき
  • より安全な列形成を行う
    • 1行3人程度の細い列を作らせるべきだった
      • 割り込みがしにくくなる
      • 列が横に広がりにくくなる
      • 折り返し点が増えることで、走り出しにくくなる
        • これらは会場整備の必要とも関連
    • 最後尾の案内者に、人数カウントをさせ現在何人いるかを確実に把握する必要があった
    • 8000人を超えた段階で、列形成を中止させるべきだった
      • これに関しては、整理券配布や購入希望枚数調査とも連動する必要がある
  • 誠実なアナウンスをしっかりと行う
    • アナウンスがなければないほど、群衆は不安になる
      • 不安感は不信感につながり、暴徒化につながる
    • ウソをつかず、現状をこまめに伝えることで、信頼だけはつなぎとめておくべきだった
    • これに関しては、十分な人員確保とも関連する
  • 群衆を安全に誘導する
    • 走り出す購入希望者への注意は皆無
      • 将棋倒しが発生し、明石歩道橋事故の二の舞になるところだった
      • 列が太く、全く折り返されてなかったため走り出しやすかったという環境的な問題もある
    • 割り込みをする人への警告・排除も不十分
      • 途中からは見て見ぬふりだったという情報も
    • 結果的に、不満をさらに高めることに
      • 先着順であるという原理原則が崩壊し、割り込みをしようとする人を増やす結果につながった
  • 整理券による対応を検討する
    • 購入枚数に応じた引換券や整理券を配布すれば、時間がかかっても販売そのものは遂行できたはず
    • 整理券の配布ができれば、列を解散させられるので混雑緩和にも寄与できた
      • 列の先頭から順々に配布し、しばらくはその場を離れないように協力を依頼すれば、後ろからの割り込みも少なかっただろう
    • 朝6時の時点で7000人近い待機者がいることが判明している
      • 朝5時時点でも5000人近い人数がいることから、急きょ整理券を配布することも検討できたはず
      • A4紙に「整理券」という文字と連番を印刷しただけのビッグサイズな整理券でも正直十分
        • 入鋏するなり入鋏印でも押せば、偽造対策も(簡易的ではあるが)できるのでは
  • 警察任せにしない
    • 警察が到着してから、駅係員は一度撤退したという情報がある
      • もし本当であるならば、ゆゆしき事態
  • 駅係員間の情報共有体制と係員の安全確保
    • 今回、情報が入っていないためにただその場で立っていることしかできない駅係員が何人も見受けられた
      • 群衆の不満が爆発し、矛先が駅係員に向く恐れもある
      • 不十分な情報でしか対応できないため、不満を余計にあおる結果に
    • トランシーバーなどの通信機器を携帯していなかったので、リアルタイムな情報が駅係員のもとに入らない
      • トランシーバーと拡声器の携帯をさせるべきだった
  • 暴徒化を想定した綿密な警備計画の策定
    • 根本的な原因はここにある
    • 今回はとにかく見通しが甘々だった
      • 非常事態の想定もされていなかったように見受けられる
    • 対策のしすぎは絶対にない
      • 安全はすべてに優先する

警察側

  • 全体に対しては高圧的な対応をしない
    • パニック状態の群衆に対しては拍車をかけるだけ
  • ウソの情報・間違った情報を流さない
    • 解散を優先させるために、「完売した」とアナウンスを繰り返す警官が多かった
    • 目的のためなら手段を選ばないというスタンスは今の時代、通用しない
  • JR職員と協調するべき
    • 警官も情報をつかめていない状態があった
    • JR職員と食い違った情報
    • 連携が十分取れていなかったことの表れ
  • 度を過ぎた暴徒には制止をするべき
    • 必要によっては軽犯罪法違反や公務執行妨害で現行犯逮捕してもやむを得ないだろう

最後に

せっかくの100周年記念日がこのような形になってしまい、とにかく残念の一言に尽きます。
また、丸の内南口に展示してあった寝台列車のヘッドマークや職員さんが力を合わせて作ったであろう駅舎や新幹線の模型も破壊されてしまいました。
非常に悲しい思いをしていることと思います。
現場の第一線で働く職員さんに対して同情します。


一方、暴徒化した購入希望者の喧嘩を買うように「もう販売中止だ!」と逆ギレのような対応をとったJR東日本側の当日の販売責任者(ちょっと役職は分かりません)や、今回のずさんな計画を策定した責任者に対しては、怒りの念を禁じ得ません。


記念Suicaを手にできた徹夜組とSuicaの転売によって利益を得た転売屋を除いて、JR東日本も記念Suicaを求めようとした人々、鉄道ファン、そしてたまたたまその場に居合わせた外国人観光客を含む一般人の誰もが結局誰も幸せになれなかったことは非常に残念です。
そして、ルールを守り始発で来た始発組が買えず、ルールを破った徹夜組と割り込み組だけが記念Suicaを手にできたという構図は何とも皮肉なものがあります。

とりあえず、転売屋は地獄の業火で焼かれるべき。
そして、モラルのかけらもなく堂々と割り込みをする人も同じく。
JR東日本の発表によれば、購入希望者全員に対して1人3枚を上限に増刷を行い発売することを決定したそうですが、こうした事態を防げなかったことについては猛省してほしいと思います。
もっとも、この対応によってプレミアの価値がなくなり、転売屋からは「希少価値がなくなるだろ!」と非難の嵐だそうですが。
そんなのは知ったこっちゃない。ざまぁみろ。(殴
まぁ、おそらくこの対応を行えば転売屋は手を出さないでしょうから思ったよりも購入希望者が少ないパターンになるかもしれませんね。いや、逆に並んでまで手に入れようとは思わなかった人も購入希望を出して、かなりの枚数に膨れ上がるパターンか。

とはいえ、そもそも最初からそういった対応をとればこの大混乱は起きなかったと思うと、どうしてこの案が最初から実行されなかったのかとも思ってしまいますが。

とりあえず、少なくともルールを守った始発組が救済されたことについては良かったと思います。
一方で、こうした暴動に発展すれば全員が購入できるようになるという、一種の暴力的行為による要求を認めかねない結果になったことについては、今後も同様の事態が起きないかどうか心配です。


また、ネットにはこんな声も。


なるほど、光と闇を再現したという意味では完璧だな…(


最後の最後に、毎日新聞社のカメラマンさん(女性だったので正確にいえば”カメラウーマン”または”カメラパーソン”というべきなのでしょうか)が撮影している様子でも載せておきます。



販売されるまでは、印刷して痛Suicaにでもしておきますかね。

いや、再版されるまではあのデザインを持っているということはルール違反者と言う証だからやめておくか。

2014/11/16

秋葉原で起きたトラックの事故画像

たまたま偶然その場に居合わせた&一眼レフを持っていたので、撮影してみた。

以下、撮影した写真たちのなかから10枚ほど。

ハリボテの損傷だけで、運転手もけがはしていなかったし列車の運行にも影響が出ていなかったのが幸い。

現場はUDXとダイビルの間の道路からヨドバシ方面へ向かうアンダーパス。

見事にコンテナが…

2014/11/14

Bloggerやホームページを絵文字対応にする方法

Twitter社が絵文字をオープンソース化してくれたので、無料で自由にその絵文字データを使えるようになりました。

Open sourcing Twitter emoji for everyone | Twitter Blogs


うん、なかなか悪くない。

というわけで、せっかくなのでブログやホームページも絵文字対応させてしまおうか、というお話です。

2014/11/04

【個人的メモ】脱獄アプリ MXTubeでダウンロードしたデータのバックアップ

またもや備忘録。

OSアップデートなどでMXTubeのバックアップをする際にバックアップをしておかなければいけないディレクトリとファイルについて。

PKGBackupとかでバックアップしてもいいんだけど、DropboxやBoxに上げるのは時間がかかるし、かといってローカルに保存するのもなんかアレゲだし。ということで。

MXTubeのバックアップで押さえておくべきファイル


  • 管理ファイル
    • 次のファイルをバックアップ
      /private/var/mobile/Library/Preferences/VideoLibrary.plist
  • 動画本体
    • 次のディレクトリをバックアップ
      /private/var/mobile/Media/MxTube
  • サムネイルデータ
    • 次のディレクトリ内に存在する拡張子.thmのデータ
      /private/var/mobile/Library/Preferences/*.thm
      ※ 実体はJPEGファイルなので、拡張子.jpgを追加すると普通に見れる。

    • 次のディレクトリ内に存在する、"[ランダムな英数字].jpg"のデータ
      /private/var/mobile/Documents/[Random].jpg
      ※ 場合によっては、拡張子の前に".hd"や".medium"が挿入されている場合がある。
      例えば、"ngOcsnl7Pv8.jpg" のほかに "ngOcsnl7Pv8.hd.jpg" や "ngOcsnl7Pv8.medium.jpg"が存在する。
      しかし、なぜ.thmと違うディレクトリにあるのかはよくわからない。

サムネイルデータはバックアップしてなくても最悪なんとかなるが、復元した時にMXTube上でサムネイルが表示されない。

そして、/private/var/mobile/Documents/ 以下にあるサムネイルと思しき画像については、VideoLibrary.plistに参照が記されていないので実際はあってもなくても変わらないのかも、とか思わなくもない。まぁ、バックアップしておいて要らなかったら後で消せばいいのです。←
上記ファイルをiFunBoxあたりでPCにコピーしておいて、OSを復元するなりアプデするなりしたらまた戻せば幸せになれるはず。

2014/10/31

年金の学生納付特例申請書をPC上で入力できるようにしてみた

年金、払わなきゃいけないんですけどもね。


20歳からは年金の納付がマストなわけなんですが、残念ながらほとんどアルバイトすらしていない自分にとっては小学生の時からためてきた貯金を切り崩さないと払えない…(´・ω・`)
しかも、切り崩したとしても1年持たない…orz

仕方がないので「学生納付特例」を申請しようと思ったんですが、申請書がPDFで公開されているのにAdobe Reader上で入力することができないんですね、コレ。

無いなら作ればいいじゃない!!
ってわけで、入力できるようにしてみました。

Acrobatで開いてフォームを追加するだけのお仕事…

こんな具合で入力できるようになりました(∩´∀`)∩


来年また必要になるし、せっかくなので、ここにおいておくことにします。
年金が払えなくてお困りの学生の皆さん、良ければどうぞ。

ブラウザ上で開いてもフォームへの入力はサポートされていないことがほとんどなので、一度デスクトップあたりにダウンロードしてから使うことをお勧めします。

https://www.dropbox.com/s/bjqi1yl4kfmbjjb/%E5%AD%A6%E7%94%9F%E7%B4%8D%E4%BB%98%E7%89%B9%E4%BE%8B%E7%94%B3%E8%AB%8B%E7%94%A8%E7%B4%99%20-%20%E5%85%AC%E9%96%8B%E7%94%A8.pdf?dl=0


ちなみに、郵送で申請もできるらしいです。
詳細はググるなり年金事務所に電話して聞くなりしてください。

2014/10/26

Jotシリーズのタッチペン用透明ディスク対応一覧まとめ

Jotシリーズのタッチペンに必須である、先端に取り付けられている「透明ディスク」“Precision Disc”はややこしいことに3種類あり、しかも機種によって使えるものが違うことになっている。

というわけで、どのJot製品はどのディスクを用意すればいいのかが分かるよう、ちょっとまとめてみる。

正確を期したつもりですが、間違った情報が含まれているかもしれません。
この情報を基に判断した結果については、自己責任でお願いします。

で、自分のJotはどの機種?

まずはJotシリーズの種類、つまり機種の見分け方から。
Prinston社のFAQページに掲載されていたものだが、代理店としての取り扱いがすでに終了していることため、いつFAQから削除されるかわからない。よって、念のため画像を引用しておく。

「Adonit Jotシリーズ全般 よくあるご質問 | 自分の持っているJotがどのシリーズのものかわからなくなりました。」( http://faq.princeton.co.jp/faq_detail.html?id=1325) より

対応する透明ディスクは?

Jotシリーズの比較一覧表( http://www.princeton.co.jp/product/jot_hikaku.html)を見るに、Jotシリーズのペン先に取り付ける透明ディスクは複数種類あり、製品によって適合するものが異なるようだ。

透明ディスク(「TIP」と呼ばれている)は、製造元のAdonit社のHP( http://www.adonit.net/support/jot-pro/)の表記に従って「New Dampening Tip」と「Original Tip」の名前も記載することにする。

以下、簡単にまとめておく。

製品名 型番 本体色 材質 発売
時期
対応透明
ディスク
JANコード
(参考:
プリンストン社
付与)
Jot Touch JOTT-GM ガンメタリック アルミ 2012年8月 New Dampening Tip
DISC-T
4988481723266
JOTT-RD レッド 4988481723273
Jot Touch 4 JOTT4-GM ガンメタリック アルミ 2013年5月 New Dampening Tip
DISC-T
4988481726625
JOTT4-RD レッド 4988481726632
Jot Pro JOTP-BU ブルー アルミ 2011年11月 Original Tip
DISC-L
4988481717845
JOTP-BK ブラック 4988481717821
JOTP-SV シルバー 4988481717838
JOTP-RD レッド 2012年2月 4988481719894
Jot Pro Dampening JOTPD-BU ブルー アルミ 2012年11月 New Dampening Tip
DISC-S
4988481725109
JOTPD-GM ガンメタリック 4988481725079
JOTPD-SV シルバー 4988481725086
JOTPD-RD レッド 4988481725093
Jot Flip JOTF-SV シルバー ステンレス 2012年5月 Original Tip
DISC-L
4988481722498
JOTF-BK ブラック 2012年12月 4988481725208
Jot Flip Dampening JOTFD-SV ステンレス アルミ 2013年5月 New Dampening Tip
DISC-S
4988481726946
JOTFD-BK ブラック 4988481726953
Jot Mini JOTM-BU ブルー アルミ 2012年2月 New Dampening Tip
DISC-S
4988481719986
JOTM-RD レッド 4988481719993
JOTM-GR グリーン 4988481720005
JOTM-PU パープル 4988481720012
Jot Classic JOT-GR グリーン アルミ 2011年11月 Original Tip
DISC-L
4988481717791
JOT-RD レッド 4988481717814
JOT-PU パープル 4988481717807
JOT-BU ブルー 2012年2月 4988481719900
JOT-GR2 グリーン2 4988481720098
JOT-PU2 パープル2 4988481720104

型番・JANコード等はプリンストン社のHPとプレスリリースより。

というわけで、比較的新しい機種にはNew Dampening Tip、やや古めの機種にはOriginal Tipを使えばよさそう。

大きさは New Dampening Tip のほうが Original Tip よりもやや小さいようだ。


参考までに3種類のDISCのパッケージ写真とその対応製品を表にしたものを載せておくことにする。


パッケージ 製品名 対応製品
Original Tip
DISC-L
  • Jot Classic
  • Jot Pro
  • Jot Flip
※旧モデル
New Dampening Tip
DISC-S
  • Jot Mini
  • Jot Pro Dampening
  • Jot Flip Dampening
New Dampening Tip
DISC-T
  • Jot Touch
  • Jot Touch4

最後に

Disc-TしかAmazonにもヨドバシにも取り扱いがないという。
Touchシリーズ使ってる人なんて少数派だろ!と怒りをぶつけたくもなる。

ちなみに。
自分はJot Miniを使っていて、幸い手元に予備の交換ディスクがあるのだが、その交換用透明ディスクには
「JOTM/JOTPD/JOTFDシリーズ専用交換ディスク JOTM-DISC3」
とバーコードの下に書いてある。
小さい文字で「SMALL SIZE DISCS」とか「WORKS WITH: JOT MINI, JOT PRO(NEW DAMPENING TIP, JOT FLIP」なんて書いてあるので、これは New Dampening Tip モデル用ということなのだろう。正直、表記を統一してほしい。JOTMのMってなんだよMって。←

パッケージにもともと印刷してある商品バーコード(EAN)は 0847663021580 だが、その上から日本語のシールが貼られてプリンストン社が付与したと思われるJANコード 4988481727882 が表示されている。
流通上の「大人の事情」なのだろうけど、バーコードが変わると型番でしか同一製品を特定できなくなるのでできれば統一してほしいものである。

最近ではJot Touch with Pixelpointなんてものも発売されたらしい。こちらは製品写真を見る限り透明ディスクを使用していないので、普通のペン先みたいな感じな別種の消耗品だと思うが、これに関しては情報が少ないので現時点では割愛する。

そして、 日本では代理店がいい加減な感じがするので、多少の英語力がある人はもうAdonit社の直販サイトから個人輸入したほうが確実かもしれない
http://store.adonit.net/collections/parts

こちらは製品ごとに透明ディスクが用意されているので、自分の対応ディスクがDISC-SなのかDISC-Lなのかとかそんなことを気にしなくても済みそう。
無くしてしまいそうなペン先のキャップも販売している。

ただ、日本国内への配送だと最安でも$9.21USD(≒995.9円)と、1,000円ほど送料がかかってしまうのが残念だが。
速達だと$22.86USD、2472円なり。ぐぬぬ。
(日本円への換算は記事執筆時のレート $1=108.14円で行った)

iOSデバイスでプロセス ATC がクラッシュしてしまい、ミュージックの同期がキャンセルされてしまう

備忘録がてら。
チラ裏程度のものなので、自分が分かるようにしか書いてないです←

起こっている状況はタイトルのまんま。
iOSデバイスでiTunesと同期している時にプロセス"ATC"がクラッシュしてしまい、ミュージックの同期がキャンセルされてしまう。
自分の環境では、症状が発生しているのはiPhone5S。しかし、同じ曲を同期しているiPadにはなぜか普通に同期できるのだが。まぁ、どうせなんかの環境ファイルあたりが悪さしてるんだろう。

SafeModeにしてみたけど
ATCがクラッシュしている
JBしていることもあり、セーフモードに切り替えたら何とかなるかと思ったけど、そうでもなかった。

原因はSyslogを見る限り、ミュージックの同期をする際に/var/mobile/Media/iTunes_Control/Music以下のフォルダにアクセスしようとするとき、不正なパスを指定したということでプロセスが強制終了されてしまうことによるもの。

今回は/var/mobile/Media/iTunes_Control/Music/F35/QPPZ.m4aにアクセスしたせいで強制終了されてしまったようだ。

iFileを使って該当ディレクトリを確認してみたが、そんなファイルは存在しない。
ひょっとしたらそれが原因かもしれないね。
上書きでもしようとしたけど、存在しないからエラー、みたいな。

ってことは、そのアクセスをしようとする同期の処理さえ回避できれば、きっとクラッシュせずに同期してくれるよね…?
つまり、エラーを起こす音楽だけ同期させなければ一応同期は続行してくれるだろう、と思うわけです。
とりあえずほかの音楽ファイルを同期させたいですし。

ってわけで、もう一度iTunesで同期を行い、問題を起こす音楽ファイルを特定するべくiTunesの中央上部に表示される同期のステータス表示とにらめっこ。
この辺は原始的だが仕方ない←

「同期をキャンセルしています」と表示される直前に同期中として表示されていた曲名と同じものを、ライブラリのミュージックからチェックを外してみる。

その後改めて同期を開始すると、何事もなかったかのようにミュージックの同期がすんなり行く。

もっとも、結局チェックを外した曲については同期できないままだが。
これについては、また後日対応を考えることにしよう。

そのチェックを外した曲も、iPadには普通に同期できてるんだよなぁ…
やっぱり解せない。

とりあえず、Syslogでヒントが得られたのがせめてもの救いか。
まぁ、あんまり役に立ってない気もするが。


追記:
いったんチェックを外した曲以外の同期が終わった後、チェックを外した曲に再びチェックを入れて同期したところ、なぜか同期に成功した。
もうようわからん…(´・ω・`)

2014/06/30

ボイコレの音声を手元に保存するには

ウエハースに音声を視聴できるシリアル番号が付いたカードが入ってる、ボイコレ。
まどマギのを数枚ほど自分も買いました←

しかし、これって再生できる期限があるみたいですね。
まぁ、権利関係もあるでしょうから仕方ないんでしょうけれども…

とはいえ、せっかくですから手元においていつでも聴けるようにしておきたいところ。

そんなわけで、今回はボイコレの音声を手元に保存する方法を2つ見ていくことにします。


まずは、ボイコレのサイトにアクセスして、アカウントを持っている場合はログインします。


さて、私はまどマギのがお目当てなので、スクロールしてまどマギのイラストを選びましょうか。

さぁ、再生しましょう。まどっちかわいいよまどっち。(殴

んじゃ保存しましょうかー… ってわけにはいかないんですよね、これが。
案の定、Flashを使ったストリーミングになっていて、保存できません。


ここからがメインコンテンツ、保存する方法を見ていくことにしましょう。

方法1:録音してしまう


これが一番手っ取り早い気もします。
そして、権利関係的にも一番問題ないんじゃないかな、と。

私的利用のための録音扱いになりそう、というのが大きな理由です。

Windowsでは、ステレオミキサーを活用して、PC上で流れるすべての音を録音する方法があります。
ボイコレの音声だけを流し、ほかの音が流れていなければ、録音されたデータはボイコレの音声ということになります。

Macの方はごめんなさい。方法2に望みをかけてください。
Linuxの方?ごめんなさい、方法2を使うかWine使うなりなんなりして何とかしてください(殴

今回は、「Moo0 ボイス録音器」というソフトを使いましょう。

「Moo0 ボイス録音器」は、Vectorのサイトからダウンロードできます。
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se459049.html?ds

以前であれば仮面舞踏会♪を使っていたんですが、64bit環境にしてからか録音できなくなってしまいました。
レジストリを使わないのでUSBメモリーからも使えて便利だったんですけどね。

このソフトはインストーラタイプなので、管理者権限を持つアカウントでインストールする必要があります。

追記:ステレオミキサーが使えなくても録音できる「Apowersoft音声録音フリーツール」(http://www.apowersoft.jp/free-audio-recorder-online)というソフトウェアがあるようです。こちらはJavaベースなため、OSも選ばなさそうです。ただ、起動するにはUAC警告が表示されるようで、管理者権限は必要なようです。もっとも、私はこのソフトを使った録音まで試していないので実際に録音できるかはわかりません。お使いいただく場合は自己責任でお願いします。

まずは、「ステレオミキサー」が有効になっているか確認しておきましょう。

タスクバーからスピーカーのアイコンのところにカーソルを合わせ、右クリックした後「録音デバイス」を選びます。


表示された画面に「ステレオミキサー」の文字と「準備完了」の文字が表示されていればOKです。

もし「ステレオミキサー」が表示されていない場合は、「次のオーディオ録音デバイスがインストールされています:」と書いてある下の枠の中で右クリックして、「無効なデバイスの表示」を押したあと、ステレオミキサーのところで右クリックし、「有効」を押します。


次に、インストーラを起動してソフトをインストールします。
インストーラの最初のほうに出てくる、ほかのソフトのおすすめ画面は全部チェックを外しておいたほうが無難でしょう。
今回使う予定のないソフトまでインストールされてしまいますからね。

ソフトが起動したら、準備は万端です。
あとはわざわざこの記事を見なくてもできるでしょう、ボタンを押して録音です。

「録音を開始!」ボタンを押した後すぐにボイコレの画面に移り、再生を開始します。
ボイコレの音声が最後まで流れたら、録音を停止しましょう。


この時のコツは、なるべく押すボタンを近づけておくことです。
「録音を開始!」ボタン→再生ボタン の順ですから、こんな具合に。



かなりきれいに録音できると思います。少なくとも、ヘッドホン端子とマイク入力端子をつないで力技で録音するよりはノイズも小さいはずです。

しかし、せっかくならデータを直接GETしたいと思うところ。

というわけで、裏ワザでも使っていきましょうか。
裏ワザというほど裏ワザでもないんですけどね。

方法2:スマートフォン向けサイトにアクセスしてダウンロードする

ブラウザのUsee Agentという値を変更し、サーバーにあたかもiPhoneなどからアクセスしているよう装うことでスマートフォン向けサイトにアクセスし、音声データをGetしてしまおうという算段です。

iPhoneはFlashに対応していないので、iPhoneにも対応しているということはFlashを使わない方法も提供されているという風に推測がつきます。

まずはUser Agent値をiPhoneのものに変えます。

ちなみに、自分はFirefoxのUser Agent Switcherというアドオンを使っています。
FirefoxかChrome、あとはOperaあたりだとUser Agent値を偽装できたような。
そのあたりはすいませんがご自身でググってください。


うまくいったみたいですね、ボイコレのスマートフォン向けサイトが取得できました。

しかし、音声は流れてきませんね。


とりあえずソースを見てみましょう。




31行目にaudioタグがありますね??
どうやら一意のURLになっているみたいです。
再利用はできなさそう。

Firefoxは便利なことに、リンクをクリックするとその先のページのソースまで取得できるので、今回はそのまま開いてみることにします。



おっと…これはM3Uプレイリストのようですね。

どうやら、スマートフォンに対しては拡張M3Uプレイリストを読み込ませることで対応していたみたいです。
しかもいくつかに分かれている模様… なんと面倒な。←

とりあえずこのM3Uプレイリストをメモ帳にでも貼り付けて、保存しておきます。

そしたら、httpで始まるURLをコピーし、ブラウザのアドレスバーに貼り付けます。


貼り付けた後、ダウンロードが始まるはずなので、適当な名前を付けて保存します。

今回は、1つ目を「madoka-01.ts」、2つめを 「madoka-02.ts」として保存します。



保存したら、先ほどメモ帳で保存したM3Uファイルを書き換えます。
念のため、上書き保存するのではなく別名で保存するようにしましょう。
再度使うことはないと思うのですが、なんとなくというか、精神衛生的に。

新たに書き換えたM3Uデータは、先ほど保存した音声ファイルと同じディレクトリにおいてください。

1つ目のURLの部分をそれに対応するファイル名に、以下同様に再生するファイル名に書き換えていきます。

そしたら、あとは再生できると思います。
M3U形式のデータをダブルクリックすれば、WindowsMediaPlayerなどが起動し、再生が始まるはずです。


ただし、WMPだとボイスデータによっては、M3Uに記述してある音声データファイルの曲長値が無視され、ファイルがただ単に連続再生されてしまいつなぎ目の部分が不自然に聞こえてしまうようです。

VLC Media Playerでは大丈夫だったので、そちらで再生したほうが無難でしょう。

こんな記事書いちゃったら、仕様変わっちゃうかもしれませんね。(殴
まぁ、その時はその時です。
スマートフォンに対応する以上、アクセス元IPで弾くわけにもいきませんからね。 またソースでも覗けば何とかなるでしょう。←

2014/06/27

xrecode Ⅱを使ってCDをFLAC形式やWavPack形式で取り込む

備忘録がてら、タイトル通りCDをFLAC形式やWavPack形式で取り込む方法について。

EACなんかを使ったほうがいいと思うんですけど、こっちのほうが手っ取り早いのでね。


まずは、xrecode Ⅱをダウンロード。
こちらからダウンロードできます。 http://xrecode.com/

レジストリも汚さないので、自分は Portable version を使ってますね。
Windows標準で解凍できるので、7z形式よりもZIPのほうが楽かもしれません。

もちろん普通のインストーラ版でも構いません。まぁ、その辺はお好みで。

xrecodeはほんとにいろんな形式に変換できて便利なのですが、MP3 に変換するには 「lame.exe」 が、 TAK に変換するには 「Takc.exe」 が、MP4 に変換するには Nero AAC Codec (「neroAacEnc.exe」と「neroAacTag.exe」)が必要です。
ライセンスの関係からか、最初から同梱されていないので、上記 exe ファイルを別途入手し、「xrecode」のインストールフォルダ内にコピーし、xrecodeを起動している場合は再起動しなければいけません。
SHN に変換する際には 「shorten.exe」 必要になりますが、こちらは「xrecode」のインストールフォルダ内にある「external」フォルダの中にコピーします。

このあたりが初心者には敷居が高いところ。
ただし、今回お目当てのFLACやWavPackは最初から使えるので、その辺の心配は要らなさそうですね。


さてはて。

xrecodeをダウンロードし解凍 or インストールしたら、起動します。

最初にこんな画面が出てきますが、仕様です。有料のライセンスを購入すればこれが出てこなくなりますが、ワンステップ余計なのが出るだけで機能的には試用版扱いでも問題ないので、今回は素直にカウンターが0になるまで待ってからボタンを押すことにします。

ちなみに、英語版になってしまっている場合はこのあと表示されるメイン画面から言語設定を変更できます。

はい、こちらがメイン画面です。

英語で表示されている場合は右上にあるプルダウンメニューから「日本語 (JP)」を選べば日本語化されます。

「English (EN)」と表示されている部分ですね。

メイン画面が表示されたら、取り込みたいCDをPCのドライブにセットし、挿入します。

すると、次のような画面が表示されます。

取り込みたいトラックを選択して、OKを。

CDによっては、トラック名を自動で取得してくれる場合があります。
ただ、iTunesなどで使われているGracenoteはライセンス料が発生する関係で、対応していません。(iTunesがCD名を取得できるのは、AppleがGracenote社に利用料を払っているため)
そのため、曲名が表示されないCDも多いでしょう。
利用するデータベースを変えれば違う結果が得られるかもしれません。

ただ、調子が悪いのかメイン画面内に表示される変換元リストに追加されないことがあるので、その場合はメイン画面下部にある「CDの取得」を押して、ドライブを選択しましょう。
先ほどのCD取り込み画面が再度表示されますので、もう一度取り込みたいトラックを選択した上でOKを押してください。


次に、変換する形式を選びます。
ここではFLACでも選んでおきましょうか。
スパナのアイコンをクリックし、オプションの設定画面を表示させます。
「CUEシートを作成」にチェックを入れておきましょう。
CDをトラックごとに切り分ける際、役立ちます。
CUEシートとは、ざっくりいうとCDのどこからどこまでがTrack1で、どこからどこまでがTrack2、というような情報を記しているデータです。
これがないと、頭出しができません。


WavPackの場合も同様です。

最後に、出力先(=保存先)が問題ないかを確認し、必要であれば変更します。
「...」と表示されているボタンを押せば、フォルダを選択する画面が出てきます。

あとはメイン画面の右下にある「開始」を押せば大丈夫です。

以上、簡単な説明でした。


ちなみに、CUEシートを使ってデータを分割したいときは、FlacないしはWavPackなどの音源データとCUEシートを用意し、CUEシートをxrecodeにドラッグアンドドロップしたあと変換したい形式(MP3やMP4など)を選べばOKです。

2014/05/18

ワンセグチューナー K-ONESEG/U2 を無理矢理64bit環境で使うための悪あがき

今回は、64bit版ドライバが提供されていないワンセグチューナー K-ONESEG/U2 を64bit環境で使うための方法でも。

WindowsXPのサポート終了を機会に自作機を新たに作りWindows8環境にしたはいいが、32bit環境から64bit環境になったということで、昔買った周辺機器のドライバがなくて困っていたりする。

Silex社製の指紋認証装置が動かないのはかなり不便だったりするが、まぁドライバがないんだから仕方がない。
調べた限りでは、指紋認証のチップを製造している大元がドライバを出していないようなので、これはもう手の打ちようがないわけだ。

そして、同じころに買った恵安製のワンセグチューナー「K-ONESEG/U2」もしかり。


K-ONESEG/U2は「Vista対応!」というシールがパッケージに貼ってあったが、残念ながらそれも32bitのみらしい。

http://www.keian.co.jp/products/products_info/k_oneseg/k_oneseg.html

そんな残念な気持ちで恵安のHPを眺めていたら、後継機種「K-ONESEG/V3/U2」を発見。
型番がほとんど同じ、しかもWindows7 64bitにも対応している模様。
外付けアンテナを使うという構造も同じだ。

http://www.keian.co.jp/products/products_info/k_onesegv3/k_onesegv3.html

仕様も同じなので、おそらく同じチップを使っているだろう…
そう勝手な予想をして、その後継機種のドライバとTV視聴用ソフトをインストールしてみたら、なんとびっくり、デバイスを認識してくれた。

「ISDB-T 1 Segment USB adapter for Alps Nim(BDA)」の文字が表示されている。



そして、視聴用ソフトを起動したところ…
普通に動いている。


これで、ワンセグチューナーをゴミにしなくて済んだ。よかったよかった。

ただし、当然ながらメーカーの想定していない使い方をしているわけなので、なにか問題が起こったらそこは自己責任、自分で何とかしなければならない。

とはいえ、同じ機種を持っている人の一助にでもなれば。

おそらく、Windows8だけでなくWindows7やWindows Vistaの64bit環境でもこの手法が使えるはず。

2014/05/12

Twitterで話題の「こたつコード風ギターケーブル」を作ってみた

Twitterを見てたら、こんなツイートがTLに流れてきた。
おぉ、これはいい。
と思って、作ってみることにしました←

以下、作り方についてのまとめ。

まずは袋打ちコードを購入。自分の場合、ホームセンターの電材コーナーで切り売りしてました。
とりあえず3m購入。



あとは、千石電商で買ってきたフォーンプラグを。
こっちは写真撮り忘れました…(´・ω・`)

一応、部品をリストアップしておきますか。
  • 袋打ちコード 7Aタイプ 3m (お好みで長さはご自由に)
  • フォーンプラグ 2個
    (形状はL型と普通のもの1つずつにしておくのも良し、2つとも同じにするも良し)
  • パナソニック電工 ベター小型7A中間スイッチ 1個
  • 瞬間接着剤 (必要に応じて。なくてもOK)
  • 熱収縮チューブ φ2~4程度 (必要に応じて。なくてもOK)
  • ビニールテープ or セロハンテープ (なくてもよいが、あると便利)
このほか、制作にあたって
  • はんだごて
  • はんだ
  • ペンチ・ラジオペンチ
が、
そして
  • ピンセット
  • 精密マイナスドライバー (1.4mm程度の細いもの) or つまようじ
も用意しておくと便利です。


さて、それではさっそく作っていきましょうか。

まずは両端の編組をほどき、芯線を剥く。

意外とほろほろとほぐれてしまうので、ビニールテープなどを巻いて、解けすぎないようにしておくとよい。



外側の編組を解いたら、内側の編組を解k…

その前に。
外側の編組だけまとめておこう。


こうしておくと、内側の編組を切り落とすとき、外側の編組と混ざらなくて楽だったりする。

次に、外側の編組を1cmほどケーブルの根本側にたわませ、だぼつかせておく。(←重要)
イメージとしては、外側の編組を軽くつかんだまま、内側のケーブルをつかんで引っ張る感じ。
なんというか、これは動画の方が分かりやすいと思うのだが、撮るのを忘れたので勘弁させていただきたい。

さて、いよいよ内側の編組に取り掛かる。

内側の編組に、片方だけ黒い糸が混じっているものがある。
編組を解いたら、油性マジックでビニールの方に印をつけておいた方がいいだろう。

つまようじや先の細い精密マイナスドライバーなどを使うと解きやすい。

編組を解いたら、内側の方は切り落とす。
切り落としたら、外側の編組を束ね、2本のケーブルの間に挟む。


次に、ケーブルをキツ目によじって固定する。
よじったら、こんな風にクリップなどで留めておいてもいいだろう。

そのあと、前もってダボつかせておいた外側の編組をケーブルの先端方向に向かって引き延ばしていく。
こうすると、解いた編組が中に折り込まれてゆく。

これでほとんど編組が勝手に解けてくる心配もない。

ただ、心配であれば瞬間接着剤を数滴流し込んでおけば、より確実だろう。

続いて、余った外側の編組を切り落とす。

ちょっと残ってしまったら、つまようじや精密マイナスドライバーで内側に押し込んでしまえばよい。

編組の処理が終わると、こんな感じになる。

プラグのはんだ付けに移る前に、忘れずにキャップを通しておこう。


さて、次ははんだ付け。
ビニールの被覆も5mm程度剥く。
この写真では編組を解きすぎてしまった…まぁ仕方ない。

ケーブルを通して…

はんだを流す。

そして、ホット側は熱収縮チューブもかぶせておく。
まぁ、ここは個人の好みだろう。自分はこういう風にしておくのが好きなだけなので←

コールド側は普通にケーブル通してはんだを流すだけで完了。
まぁ、わざわざ写真を載せるほどのことでもないので割愛する。

ケーブル固定部分をペンチなどでしっかり締めておくこともお忘れなく。

後は普通にキャップを閉めれば片方(この場合はギター接続側)が完成する。

反対側も同様に編組の処理を行い、プラグを取り付ける。



以上でケーブル自体は出来上がり。

しかし、やはりこれではこたつ感が薄い。
スイッチがないのである。
というわけで、スイッチもつけましょうか←


今回は激しく体を揺らすギタリストにもうれしい3m仕様なので、ギター接続側から1m、アンプ接続側から2mのところでいったんケーブルを切断。

再び編組を処理し…

スイッチに取り付けるべく芯線を加工。

ビニール部分を30mm引き出し、うち15mmは被覆を剥く。


ケースの裏蓋ネジを緩めふたを外したら、後は端子に取り付けるだけ。 
スイッチは片切りタイプなので、スイッチの接点があるほうにホット側のケーブルを接続する。
この場合だと、ビニールに黒い線を入れているほうがホット側。

 芯線はよじったら、こんな風に「?」を水平方向に反転させた形にしておくとよい。
時計回りなのがミソで、ねじを締めるときの回転向きと同じなのでよじった芯線がねじを締める過程で解けないのだ。


まずは両方とも軽く締め、そのあとコードを溝にはめたら締め増しをする。


あとは、裏蓋を閉めれば完成。

さぁ、できましたよ!

うん、なかなかいい感じである。
これでギターを弾いたら、目立つこと間違いなし。

ちなみに、スイッチはどっち向きでもいいんですけどね。
今回はギタリストが直感的にわかるよう、ギター側から見て奥にスイッチをスライドさせると「入」、手前にスライドさせると「切」になるようにしています。

この向きだとギター接続側から見たとき文字が逆向きにならないというのもあったり。


さぁ、このケーブルを作って、ライブに臨みましょう!←

ちなみに材料費はプラグやスイッチ込みで大体1,300円くらい。

ということで作ってみたはいいけど、自分はギター弾けないしそもそもギター持ってないし…
作っても使わない \(^o^)/

まぁ、スピーカーケーブルくらいには使えるんじゃないかな、うん。


なお、袋打ちコードの処理に当たっては、次のページを参考にしました。
http://radio.eucaly.net/z/9/maruuchi.html 
http://oyaideshop.blogspot.jp/2011/04/blog-post_15.html