2014/06/27

xrecode Ⅱを使ってCDをFLAC形式やWavPack形式で取り込む

備忘録がてら、タイトル通りCDをFLAC形式やWavPack形式で取り込む方法について。

EACなんかを使ったほうがいいと思うんですけど、こっちのほうが手っ取り早いのでね。


まずは、xrecode Ⅱをダウンロード。
こちらからダウンロードできます。 http://xrecode.com/

レジストリも汚さないので、自分は Portable version を使ってますね。
Windows標準で解凍できるので、7z形式よりもZIPのほうが楽かもしれません。

もちろん普通のインストーラ版でも構いません。まぁ、その辺はお好みで。

xrecodeはほんとにいろんな形式に変換できて便利なのですが、MP3 に変換するには 「lame.exe」 が、 TAK に変換するには 「Takc.exe」 が、MP4 に変換するには Nero AAC Codec (「neroAacEnc.exe」と「neroAacTag.exe」)が必要です。
ライセンスの関係からか、最初から同梱されていないので、上記 exe ファイルを別途入手し、「xrecode」のインストールフォルダ内にコピーし、xrecodeを起動している場合は再起動しなければいけません。
SHN に変換する際には 「shorten.exe」 必要になりますが、こちらは「xrecode」のインストールフォルダ内にある「external」フォルダの中にコピーします。

このあたりが初心者には敷居が高いところ。
ただし、今回お目当てのFLACやWavPackは最初から使えるので、その辺の心配は要らなさそうですね。


さてはて。

xrecodeをダウンロードし解凍 or インストールしたら、起動します。

最初にこんな画面が出てきますが、仕様です。有料のライセンスを購入すればこれが出てこなくなりますが、ワンステップ余計なのが出るだけで機能的には試用版扱いでも問題ないので、今回は素直にカウンターが0になるまで待ってからボタンを押すことにします。

ちなみに、英語版になってしまっている場合はこのあと表示されるメイン画面から言語設定を変更できます。

はい、こちらがメイン画面です。

英語で表示されている場合は右上にあるプルダウンメニューから「日本語 (JP)」を選べば日本語化されます。

「English (EN)」と表示されている部分ですね。

メイン画面が表示されたら、取り込みたいCDをPCのドライブにセットし、挿入します。

すると、次のような画面が表示されます。

取り込みたいトラックを選択して、OKを。

CDによっては、トラック名を自動で取得してくれる場合があります。
ただ、iTunesなどで使われているGracenoteはライセンス料が発生する関係で、対応していません。(iTunesがCD名を取得できるのは、AppleがGracenote社に利用料を払っているため)
そのため、曲名が表示されないCDも多いでしょう。
利用するデータベースを変えれば違う結果が得られるかもしれません。

ただ、調子が悪いのかメイン画面内に表示される変換元リストに追加されないことがあるので、その場合はメイン画面下部にある「CDの取得」を押して、ドライブを選択しましょう。
先ほどのCD取り込み画面が再度表示されますので、もう一度取り込みたいトラックを選択した上でOKを押してください。


次に、変換する形式を選びます。
ここではFLACでも選んでおきましょうか。
スパナのアイコンをクリックし、オプションの設定画面を表示させます。
「CUEシートを作成」にチェックを入れておきましょう。
CDをトラックごとに切り分ける際、役立ちます。
CUEシートとは、ざっくりいうとCDのどこからどこまでがTrack1で、どこからどこまでがTrack2、というような情報を記しているデータです。
これがないと、頭出しができません。


WavPackの場合も同様です。

最後に、出力先(=保存先)が問題ないかを確認し、必要であれば変更します。
「...」と表示されているボタンを押せば、フォルダを選択する画面が出てきます。

あとはメイン画面の右下にある「開始」を押せば大丈夫です。

以上、簡単な説明でした。


ちなみに、CUEシートを使ってデータを分割したいときは、FlacないしはWavPackなどの音源データとCUEシートを用意し、CUEシートをxrecodeにドラッグアンドドロップしたあと変換したい形式(MP3やMP4など)を選べばOKです。

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