2016/06/16

Raspberry PiにSoftEtherを入れてVPNサーバーを立ち上げ,ブリッジを組んだらDNSに支障が生じたときにやるべきこと

久々の投稿。
そして,今回の内容は全く以てこの長ったらしいタイトルの通り。
(ちなみに,RasPiの環境はwheezyです)

俺の技術メモ.net - Raspberry Pi 2 Model B で L2TP/IPSec VPNサーバを構築してみた(その1)を参考にしてSoftEtherを導入して数週間。

久々に sudo apt-get update を叩いたところ,名前解決に失敗してエラーの嵐になったことから,DNSサーバーに接続できていないことに気が付いた。

念のため,
$ ping www.google.com
を叩いても案の定Unknown hostって怒られる。
一方,
$ ping 8.8.8.8
であれば正常に返ってくる。

ということで,DNS設定に問題があることは明らかなので,そこを何とかすることに。

何でも知ってるGoogle先生に聞いたところ,「/etc/resolv.confを編集すればいいよ」的な答えが多数ヒットするのだけど,viで開いてみたら「Generated by resolvconf」って書いてあるので,これは直接編集しても意味がない。

結論から言うと,/etc/network/interfacesを編集すればいいだけだった。
RasPiのフォーラム曰く,「/etc/network/interfacesで静的IPを設定してるの?だったらそこに1行付け加えて再起動掛ければいいだけだぜ」だそうだ。
/etc/resolv.conf getting reset to "# Generated by resolvconf

そんなわけで,auto br0を書いているセクションのところに,
dns-nameservers 8.8.8.8 8.8.4.4
と書くだけ。

あとは
$ sudo reboot
すれば,あとはresolvconfさんが設定してくれる。

最後にもう一度
$ ping www.google.com
でも叩いて,正常に動くか確認すればOK。

これで(自分の場合は)めでたく解決した。

おまけ


参考になるかは分からないが,前述のサイトを参考に書いた /etc/network/interface を公開しておく。
$ sudo vi /etc/network/interfaces

###################
# Loopback Config #
###################

auto lo
iface lo inet loopback

###############
# eth0 Config #
###############

auto eth0
iface eth0 inet manual

#################
# Bridge Config #
#################

#br0定義
auto br0
#固定IP宣言
iface br0 inet static
#固定IP値
address 192.168.1.150
#サブネットマスク
netmask 255.255.255.0
#ネットワークアドレス
network 192.168.1.0
#ブロードキャストアドレス
broadcast 192.168.1.255
#デフォルトゲートウェイ
gateway 192.168.11.254
#DNSサーバー設定
dns-nameservers 8.8.8.8 192.168.0.1
#eth0とブリッジをさせる
bridge_ports eth0
#ブリッジの最大wait
#(「起動時にフォワーディングテーブルを作成するために
#   10秒間ネットワークを監視&ラーニングする」
#   という設定らしい)
bridge_maxwait 10

#####################
# Wireless Settings #
#####################

allow-hotplug wlan0
iface wlan0 inet manual
wpa-roam /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
iface default inet dhcp