がんばって写真もたっぷり撮りました(笑
是非、同型をもっている方は参考にしてもらえればとおもいます。
そもそもなぜ分解しようと思ったか、というと…
恐ろしいことにですね、
iTunes、Mail、Firefox、iCalをただ開いているだけで、
CPUの温度が80度を突破するというクレイジーな状態になってしまうのですよ。
そりゃもう、CPUのファンは猛回転。でも、全然温度は下がらない。
挙句の果てには熱暴走でまともに言う事を聞かない。
そろそろ寿命なのかな、と思ってみたりもしたのですが、CPUが冷えるようになればまだ使えるんだよな、と思うわけです。
というわけで、最初は内部に詰まって居るであろうホコリを取り除こうと思い、分解を敢行したわけです。
ではでは、分解のプロセスを、写真入りでどうぞ。(笑
まずはケースをはずします。 |
コインを使ってロックを外し、バッテリーを取り出す |
あらあら、バッテリーが膨張してる |
カセットテープの両端が浮いているww これはAppleに連絡してなんとかしなきゃ。 |
バッテリーを外したら、シールや説明書に書いてあるとおりにメモリカバーを外す |
ハードディスクが見えてきた。 |
マイナスドライバーなどで白いつまみを引き出す |
白いつまみを持って、ハードディスクを取り出す |
レバーを操作して、メモリを取り出す。 当然だけど、静電気対策をお忘れなく。 |
メモリスロット付近のネジ3カ所を外す。 |
反対側の部分にあるネジ10カ所を外す。 |
光学ドライブ付近のネジ2カ所を外す。 ちなみに、反対側は外さなくてよい。 というか、外すと中でやっかいなことになるので外しちゃダメ。 |
底面のネジ3カ所を外す。 |
後ろ側面のネジを外す。 |
ネジを外し終わったら、いよいよキートップを外そう。 使い終わったプリペイドカードなどを隙間に挟んで、ツメを外していく。 光学ドライブ付近のツメは結構硬いので、根性決めてバリバリいこう。 |
手前からちょっとずつ持ち上げていくが、思いっきり引っ張っちゃダメ! |
キートップと本体基盤をつないでいるケーブルを外さなければならない。 |
黒いつまみっぽいものをつまんで上に引っ張ればおk。 ピンの数が10ということを考えると、USBデバイスとして扱っているのかな。 まぁ、どうでもいいことだが。(爆 |
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本体はこんな感じになっている。 写真はあえてハードディスクとメモリを取り付けてみた。 |
さて、CPUへと向かうために、銀色のアルミシールを取り外す。 作業が終わった後再度貼り付けるので丁寧にはがそう。 |
はがし終わったところ |
ケーブルに隠れていて見にくいけれど、CPUファンのネジを外す。 まずは1カ所目。 |
続いて、残りのネジを外すために光学ドライブ用の接続ケーブルを外す。 基盤を割らないように、でもある程度力を入れて、ゆっくり外そう。 |
先ほどのケーブルを外したところ。 |
赤で囲ったCPUファンのネジ3個 オレンジで囲ったヒートシンクのネジ4個 を丁寧に外していく。うっかり内部に落としたら大惨事ww そのあと、水色で囲ったところにあるCPUファンの電源ケーブルを引っこ抜く。 |
つづいて、ヒートシンクについている温度センサーの接続ケーブルを外す。 これが意外と外れにくいので、奥の方から写真のように 細めのマイナスドライバーを使って、テコの要領で外す。 このとき、ほかのチップや基盤を傷つけないように注意。 |
ヒートシンクとCPUファンを外したところ。 左上がCPU、下がGPUになる。 |
接触面が対応するように並べてみた。 |
消毒用アルコールをしみこませたティッシュなどで、 丁寧に古いグリスを拭き取る。意外と固まってたりするので、 根気よく丁寧に拭き取りましょう。 しっかりやればピカピカになりますw |
新しいグリスを塗って、元通りになるようかぶせる。 今回は、ダイヤモンド7カラット熱伝導グリス(1380円)をたっぷり塗った。 電気伝導性が無い上、銀と比べて熱伝導率がいいみたいなので、今回奮発してみた。 個人的にオススメだが、シルバーグリスでもたぶん大丈夫。 シリコングリスは避けた方が無難。 |
光学ドライブ付近のツメが散らばってた。 接着剤などで固定されているわけではないので、とれちゃうみたいだ。 外れたら、キートップをはめる前にしっかりと元に戻しておこう。 |
一応、ここまででCPU周りの修理は完了。
戻すときは逆の手順でやっていけば大丈夫。
ただ、ネジを間違えないように十分注意しよう。
うっかり間違うと、取り返しのつかないことになる。
つづいて、ハードディスクの交換。
ハードディスクは5900rpmと遅めのものだったみたい。 |
むむ、ネジが特殊… |
こんなときに役立つのが特殊ネジにも対応した ドライバーセット。 秋葉原で700〜900円くらいで買える。 持ってて損はないと思うので、是非一家に1セット(笑 |
サイズをみていったら、アスタリスク型の ネジ、T9サイズがぴったりみたいだ。 T9、君に決めたっ!ww |
あとは普通に外していくだけ。 |
分解するとこんな感じ。 |
今回は7200rpmの320GBハードディスクを取り付けた。
OSが全く入っていないHDDをセットして、電源ONした状態。 Macらしく、?マークが表示されている。 |
表示されたら、OSのインストールディスクを入れれば、新規インストールするときと同じように進めることができる。
新規インストールが終わったら、TimeMachineから必要なデータやアプリケーションだけ呼び戻そう。
そうしたほうが、直接TimeMachineから復元するよりも高速化が期待できる。
以上、適当ながら説明終了。
このほかの部分や、ユニボディのMacなどの別機種などは、iFixitというサイトに詳しく載っているので、参考にするといいかも。
ただし、英語なのでそのへんは覚悟する必要あり。
まぁ、難しい英語じゃないし、中学生でも読めるレベルかと。
アドレス:http://www.ifixit.com/
ちなみにこのサイト、iPodなどの修理方法まで載ってるうえ、部品も取り寄せることができる。
もっとも、日本語キーボードなどは当たり前ながら無いけれど。
次回は、膨張したバッテリーパックについてでも書きたいな。
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