【映画】「うさぎドロップ」個人的な感想。

わたっぽでーす。久々の記事。

先日、映画版の「うさぎドロップ」見てきました。

グーグル先生による紹介：

うさぎドロップ

レビュー

‎114分‎‎ - 人間ドラマ‎
監督: SABU - 出演者: 佐藤瑠生亮, 芦田愛菜, 中村梅雀, 風吹ジュン, 池脇千鶴, 高畑淳子, 香里奈, 綾野剛, キタキマユ, 桐谷美玲, 松山ケンイチ, 木村了 - :

宇 仁田ゆみによる人気コミック『うさぎドロップ』が待望の映画化。ひょんなことから共同生活することになった27歳・独身男とその祖父の隠し子である6歳の 少女の日常を描く心温まる人間ドラマ。四苦八苦しながら育児に励む独身男に、『GANTZ』や『ノルウェイの森』などの松山ケンイチが扮している。監督を 務めるのは海外でも評価の高いSABU。

見てみようかなと思ってる人へ。アニメを見たことがある人は、正直言ってみない方が良いと思います。

思いっきり個人的な感想ですが、若干のネタバレを含むので、見たい人は「表示」を押してくださいな。

まず、オープニング。
悪くはないと思うけれど、違和感を感じる。

そして大吉がりんを引き取ってからの日常描写。
よくわからないダンスシーンが延々続いたり、大吉がいきなり独り言を言い出したり。


普通はあんまり無いようなパターンでしたね。
正直言って、あんなに長々と独り言を言わせるのもいかがな物かな、って思います。

アニメならまた話は変わりますけどね。でも、実写ですし。

それと、コウキの母親がモデルという設定もすごく不自然。

まぁ、これは大人の事情が深々とありそうなので、また後で触れますかね。

コウキの父親は、病気で死亡している設定になっていたり、大吉の妹であるカズミの恋人が脱走したコウキとりんを偶然助けたり、などなど。

案の定、無理矢理な感じが否めない感じでした。

それより何より、映画の終わり方がとてつもなく不完全燃焼。
お遊戯会をやって、それで仲良く帰って行くところで終わりとか。
正直、半殺しですかｗｗｗ

せめてそこだけは曖昧な感じで片付けるのではなく、もっとしっかりしていてほしかった。
その上、主題歌がアニメと同じというのも微妙。
曲の雰囲気と映画の雰囲気が全く合ってなかったです。

というわけで、個人的には「学生映画がちょっと商業映画に近づいたかな？」って感じなレベルの作品に思えたわけでした。

それと、コウキの母親を香里奈が演じているのがすごくミスマッチ。

モデル役のあたりからうすうす感じてはいましたけどね、大人の事情がありそうだな、って。
最後のクレジットを見たときに疑惑が確信に変わりましたよ。

つまり、そういうことです。
香里奈は現在、ニッセンのモデルを務めています。
そのニッセンがそのまんま映画に出てくるわけです。

ニッセン側も、PR効果を期待して衣装協力などをしたんでしょうけどね。
それにしても、キャストがイマイチだった。

まぁ、芦田愛菜ちゃんは普通に可愛かったですけどｗｗ
愛菜ちゃん見て癒されたいのでなければ、正直見る価値はあまりないように思う映画だと思います。